時ログ

散文詩を交えた複雑な随筆文、マニアックなガジェット、好きな音楽など、青年文系SEが心の赴くままに描くエッセイブログ。

故郷達へ会いに行く

 来週は故郷の静岡に帰ることにした。僕にとって、静岡以外に故郷は3か所ある。今年は自らの足跡をたどるように、初心に戻るようにして故郷達を独りで巡ろうと思っている。

 

 静岡以外の故郷の一つ目が、僕の生まれた病院がある群馬県高崎市。母の実家があり、未だに母方の祖父母は元気である。群馬での思い出は過去の記事で書いた。

 

issing.hatenablog.jp

 

 そして、2つ目は大学時代を過ごした兵庫県西宮市。実は卒業してからまだ2回しか行ったことがなく、恩師や旧友にもあまり会っていない。そのため、今年の何処かのタイミングで行こうと思っている。

 

 3つ目は、今住んでいる埼玉県所沢市。かれこれ3年住んでいるわけだが、社会人となっての思い出はここでほぼ形成されている。酒ばっか飲んで馬鹿な思い出の方が沢山ある。

 

 年末から最近にかけて、僕は自分の居場所がわからなくなっていた。夜、たびたび眠れなくなって体調を崩すことが何度となくあり、僕はあらゆる面から見直さないといけない時期に来ていると思う。自分の本当にやりたいこと、これからの僕にとって何が大切なのか、もう一度考え直して、また一から生き直したいと沸々思ってきたのが先週頃のこと。

 

 そのために、今年は独りになる、と決めたのだが、ここで過去に出会った人々に感謝の言葉を伝えたいと思った。人間、いつ死ぬかわからない。次に会えると限らない、と、そんなことを知ったのは僕の仲の良かった飲み仲間が川の水難事故で会えなくなってしまった時にとてつもなく実感した。

 

 僕は正直長生きするとは思っていない。来年生きれると思っていない。そんなことは高校時代からずっと思ってきたが、まさか25年も生きれるとは想像すらしていないかった。もちろん、必死で生きようと努力してきたし、これからもその努力は続けていきたいと思う。そのために、僕が今まで出会ってきた人々に感謝を伝えたいと思った。

 

 今年は、僕の人生にとっての“故郷達”に会いに行き、自分の場所を再確認すると共に、これから何処へ向かうべきなのか考え直していきたい。

 

 感謝の言葉を伝える時、またきっと何処かで会おう、と言いながらも僕は心の何処かでさよならと思ってしまうかもしれない。それくらい人生は何があるかわからない。良いことも悪いこととも。人間万事塞翁が馬である。

 

 死ぬ時になって、ああ、自分はこのために生まれてきたのだな、と思えるようになりたい。それを探す人生という名の旅の途中なんだよね、きっと…。