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豊かさの代償 〜三太郎の日に思ったこと〜

 今月の3日、13日、23日は「三太郎の日」ということで、auスマホユーザーはマクドナルドのダブルチーズバーガーが無料でもらえました。ソフトバンクもひと昔同じことをやっていたような。

 

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(※サービスは終了しました。)

 

 auがこんなことを実施した意図はさておき、食べ物を無料配布するってことは、ある意味すごいことですよね。良くも悪くも。それくらいのことができるのであれば、携帯料金をもっと値下げすれば良いのに、と。そういう声はあっても良いと思いますが、お年寄りの方にとっては「こんな高カロリーなものは食えん!」やら「もっと違うのが欲しい!」やら言いたい放題。その反面、若者にとっては良い評価でした。

 

 もし私の大学時代にこんなサービスが実施されたら、絶対食い付きますよ。携帯料金の支払いはありがたいことに親のスネをかじっていますから、とんだ臨時食料ですよ。

 

 大学時代の特に卒業直前はお金が無くて困っていました。今更バイトを始めようたって何処も採用されないし、引越しで荷物整理に追われてて働く時間がありませんでした。最低限の節約をしようとした時に、誰もが真っ先に節約をするとしたら、やはり食費でしょう。

 

 私と仲の良い教授は、大学時代、京都で3万円もする扇子に一目惚れしてしまって、つい思い切って買ってしまったそうです。それを買って全財産が底をついたそうで、親からの仕送りがくるまでの一週間、食パン一斤で過ごしたそうです。ま、さすがにそこまではいきませんが、私も大学時代末期は飢えに飢えていました。

 

 私の欠点としては料理をしないことです。当時借りていた部屋のコンロは電気コンロで、加熱が弱く料理をするのに時間が掛かる上、キッチンもとても狭いものでした。ま、それでも料理ができないわけではないですが、私は一切料理をしませんでしたね。ま、米を炊くぐらいはしていました。米を炊いて、それに醤油やらなんやらで味付けして終わり、みたいな生活でした。おかずすら買えなかったですから。

 

 そういう生活をしていると、やはり食べ物に飽きていきます。時々は贅沢に牛丼でも食べていました。牛丼が贅沢でしたから。吉野家に行って、牛丼の並盛りを普通に頼むのではなく、「つゆだくだく」で頼むんです。「だくだく」です。そうすると、スープご飯みたいな感じなるんです。そして、つゆがご飯に染み込んで膨らむんです。当時食べ盛りの私はそれだけでは足りないので、そこに具が見えなくなるくらい紅生姜をいっぱいのせるんです。紅生姜大盛りですよ。しょっぱくて仕方なかったですけど、それで一日腹がもちました。

 

 今は社会人になって、牛丼屋に行ってそんなことはしません。『キン肉マン』の作者のゆでたまご先生と同じく、本当は私は「つゆ抜き」が好きですから。牛丼のつゆ抜きの大盛りで頼みますよ。しかもサラダと味噌汁付きのAセット。十分ですよ。

 

 昔の価値観を押し付けてはいけませんが、昔はこんなものが低価格で食べれるなんてまずなかったですよね。今は物が豊かになって、お金があればいつでも何でも手に入ります。夜もコンビニやら定食屋などのお店はやっていますからね。そうすると、自ずと感謝を忘れてしまうんですね。そういう一つ一つの豊かさってものをもっと噛み締めることができたら、もっと些細な幸せに気付けるかもしれませんね。