たとえば

心の赴くままに描くエッセイブログ。

優しくなるために悲しむ

夢の中で叫んでいた。訳もなく。帰省して普段の疲れが一気出てきたのか、新年早々僕は風邪を引いて寝込んでしまった。起き上がることすら辛いほど、怠い身体を実家の布団で休めながら、僕は夢の中で心を吐き出すかのように声高らかに叫んでいた。 目覚めた時…

潮風を感じて

松並木が潮風に強く揺らされながら波音と共に、海岸線に時を刻む。駿河の海に、富士の山。この風景は故郷の顔だった。時の移ろう速さに急がされながら、僕は運命に赴くままに故郷を旅立った。夢見て破れ、恋して溺れ、裏切り、また裏切られ、知らず知らずの…

Song for Friends

何が僕を追い詰めるのかわからないほど僕は疲れ切ったまま、年末年始休暇で僕は一旦故郷へ帰ることにした。東京と違って、故郷の空はかなり広かった。 故郷に置いてきた様々な思い出が蘇るほど、僕の心は懐かしさに浸っていた。高校時代によく立ち寄った楽器…

何を以って「東京」と呼ぶのか

東京という地名に何故こんなにも憧れを持つのだろうか。 東京に来て2年半が経った。すっかり僕は東京人、ではなかった。住んでいる所は首都圏のベッドタウンである埼玉県所沢市だし、東京人のことを未だにどういう人なのか言葉で表すことができない。知り合…

おおきなこえで

音楽の授業なんて大嫌いだった。小学時代、声の大きさだけは自信があったので、一生懸命大きな声で歌うのだが、「声が大き過ぎる」と音楽の先生だけでなく、授業参観に来ていた親にまで叱られ、楽器演奏に関しても、譜面通りに演奏することに楽しさを感じな…

敏感過ぎる人生 〜HSPと共に生きる その2〜

幼い頃から僕は自己肯定感が低かった。何故か怒られると、僕は心を深く深く閉ざしてしまう。幼い頃は特に何をするにも親の目を見ながら行動していた。今思えば、僕には反抗期という時期がなかった。しかし、決して親のことが大好きとか特別な何かがあったわ…

仕事で恥をかくこと 〜HSPと共に生きる〜

最近、というかずっと前から睡眠障害を抱えている。もう、かれこれ5年くらいずっと睡眠薬のお世話になっている。 中学時代から自律神経失調症と内科で診断され、高校時代はストレスで胃をやられ消化器内科で胃カメラを飲み、大学時代には心療内科で睡眠薬を…

スマホ時代にDAPを購入 〜自ら音楽を聴くという姿勢〜

スマートフォンで音楽の聴ける時代に、わざわざiPodやウォークマンなどのデジタルオーディオプレーヤー(以下、DAPと略す)は必要なのか。僕はこの結論を出すまでに相当時間が掛かった。 DAPを初めて購入したのは、小学5年生の頃。今から14年前だ。友達はみ…

過現未

10月6日がいつの間にか過ぎていた。僕は何故か疲れている身体を起こしながら、鏡で、25歳になった自分を見た。 10年前の君は、もっと痩せていて、毎日歌ばかり歌っていたよね。合唱をやっていて、まさか高校時代もやるとは思っていなかった。大学時代もやっ…

故郷の友人へ

普段、故郷の夢を見ることがある。それほど帰りたがっているのだろうか。心の何処かが都会暮らしの疲れを癒やせと言っているのだろうか。 僕は夏が過ぎ去りつつある9月に、夏季休暇を取り帰省することにした。今年の5月以来である。暫くゆっくり休んでいない…

ミュージックプレイヤーとしてサブスマホを購入[Xperia X Compact]

僕はスマホを2台持ち歩いている。SONYのXperia XZ1(2017年秋冬モデル)をメインで使い、サブでXperia X Compact(2016年秋冬モデル)を使っている。 (Xperia XZ1 ) スマホ2台持ちとはなんと贅沢な、と思うかもしれないが、サブスマホは中古で購入した。中…

トラウマ達へのラベル貼り

何故だか知らないが、学生時代のトラウマがよく夢に出てくることがある。 その一つが、高校時代の体育の授業のこと。体育教師がとても怖かったのだ。その体育教師は僕が卒業した後に、生徒にセクハラをしたとのことで解雇されたと聞いたが、それ以上にとても…

盃事

社会人一年目、僕は飲み屋で知り合った中で、唯一今でも酒を交わす先輩がいる。しかし、昨年の11月以降、何度かお誘いを受けてたにも関わらず、断り続けていた。健康を考え、夜遅くまであまり飲まないようにしていたからだ。この前の金曜の夜、僕は残業をし…

とうろん

「討論」ではない。その名の通り、「とうろん」である。静岡県中部に位置する志太地区(焼津市・藤枝市)において、送り火として行われるお盆の伝統行事であり、高さ10mほどのとうろう(籠)の中に一斉にひもを付けた松明を投げる。焼津市田尻北浜においては…

独り歩き

社会人になって僕は浮かれていた。最初の一年目は金もロクにないのに、居酒屋でウイスキーのロックを飲みまくった。店の客とテキーラ片手に盛り上がった。夜、ふらふらになりながら帰宅し、翌朝、まだ酔いが覚めぬまま仕事へ出掛ける。そんな日々を送ってい…

「大人」でも「子供」でもない

先週、東京都足立区にある西新井大師で厄除けを行った。昨年、僕は本厄の年であったが、特に何か厄払いを行わなかった。 今年は後厄の年なのだが、ふと振り返ると、自分が思っていたよりも運が悪いことが多かったような気がする。一昨年は、上司のパワハラに…

やいづの潮風に吹かれて

4半世紀を生きて、随分と僕の住んでいた故郷は変わっていった。車中心の社会になり、新しい道が増え、既存の道は広くなり、また、再開発で景色も変わった。それどころではなく、僕が通っていた幼稚園までなくなり、小学校の遊具までなくなっていた。 ローサ…

Smile Friends ー高校時代のクラス会にてー

今日は、高校時代のクラス会を開催した。僕は幹事を頼まれ、日程調整他、店を手配した。もちろん、何人かの人にはサポートしてもらった。 高校時代のクラスは1年生からメンバーが変わらない特別進学コースと言われるクラスで、僕は2年生からそのクラスに編入…

One Day OSAKA

「平成最後」という言葉が聞き飽きた訳じゃない。むしろ平成が終わることと、令和が来ることに関心を持たない自分がいた。そして10連休という時間だけが僕を大阪へ行かせた。大学時代、関西で暮らし、青春の苦い思い出に浸るために、2時間30分というお金を払…

こころは、もっと動く。-発売10周年のPSP goを購入-

なぜこんな時期に、よりによってPSP go(PlayStation Portable go、またはPSP-N1000)なんかを、と思うかもしれない。PSP goが欲しいという欲求はゲーム好き、いうよりガジェット好きから通ずるものがある。 PSP goは従来のPSP(PSP-1000、PSP-2000、PSP-300…

TWENTY'S STREET

二十歳になり、やっと酒が飲める。それを一番嬉しがってくれたのは、当時仲良くしていた大学の教授だった。二十歳になるまで一滴も酒を飲まずにいた僕は、緊張していたのか初めて日本酒を飲んだ時一瞬目眩がした。しかし、その一杯はとても美味かった。鮮度…

望郷

東京から静岡に帰る時、新幹線なんて使わず、ましてや高速バスも使わない。では、何の交通手段かというと、鈍行である。 最初はお金がないからということで鈍行を利用していたのだが、だんだん鈍行のよさがわかってきた。時間はかかるけど、ゆっくりと移り変…

静寂を奏でる音盤 ~The Sound of Silence~

社会人1年目で2度も転職をした、言わば破天荒過ぎる1年間を過ごした。そこで社会の厳しさを知っただけでなく、自らの弱さも知った。「自らの弱さを知った時から、人は成長し強くなれる」と言ったのは大学時代の親しい教授だった。その言葉の意味は、社会人2…

さだまさし「道化師のソネット」

元気を失くした時、ふと聴きたくなる曲がある。世の中には無数の元気になる明るい曲がある。しかし、僕は元気のない時は明るい曲をあまり聴かないようにしている。暗い時は、思いっきり暗くなって、その気持ちにどっぷり浸かることにしている。そうすると、…

太る今後に乞うご期待!

最近の楽しみは、夜、マルエツというスーパーでチキンなんとか丼とテキトーな弁当を買って、二つ一気に頬張ることです。そしてすぐに寝る…と、まぁ、なんとまた太る生活に戻ったのだろう、と。 大学時代も、スーパーの弁当を二つ買って頬張って太ったという…

大学時代のクリスマスの過ごし方

あっという間に12月です。一気に寒くなり、食いもんが美味しい季節になりました。忘年会シーズン到来で、お酒をたーくさん飲む方もいらっしゃるでしょう。僕は医者から酒をなるべく飲むな、と言われ絶賛、減酒中です。ま、今の時代とてもうるさく言われるよ…

修学旅行の思い出

高校の修学旅行では九州へ行った。僕の通っていた学校はキリスト教関係だったので、長崎へ行くことになり、そこまでの交通手段は飛行機なのだが、静岡空港の飛行機では、我々の生徒数が入る飛行機がないよ、ということだったので、羽田空港の飛行機を利用し…

子どもの心

高校時代、同じ系列の幼稚園が同じ敷地内にあったから、夏休みにその幼稚園で子どものちょっとした面倒を見るというボランティアをやった。今回はその時のちょっとした出来事を書く。 僕は子どもが大好きだ。子どもが好きだという気持ちだけで子どもを育てる…

Music Friends

高校時代は歌いまくっていた。部活、部活、部活。合唱に、軽音。全く性質の違う音楽を同時にやっていたというのは不思議なもので、何より大変だったのは、歌い方を変えることだった。 合唱では軽音っぽく歌っちゃダメだし、軽音では合唱っぽく歌っちゃダメ。…

Wonderful Love

さて、この一週間ブログに恋について書いてきた。そろそろネタが尽きたので止める、というわけではないが、恋のことばかり書いていてはつまらないので、そろそろ他のことも書いていきたい。 そりゃあ恋のことを考えるとキリがない。というか、書き切れない。…