たとえば

心の赴くままに描くエッセイブログ。

Smile Friends ー高校時代のクラス会にてー

 今日は、高校時代のクラス会を開催した。僕は幹事を頼まれ、日程調整他、店を手配した。もちろん、何人かの人にはサポートしてもらった。

 

 高校時代のクラスは1年生からメンバーが変わらない特別進学コースと言われるクラスで、僕は2年生からそのクラスに編入した。

 

 僕の高校時代は、社会を知らなければ、大人に対して、さらにはクラスメートに対してなぜこんなにも分かり合えないのだろう、という猜疑心と自分のキャラとのギャップにとても悩みを抱えていた。

 

 いじられキャラというのは、周りの空気を読まないように見せかけて、実はとても読む。馬鹿にされることも、ひどい言葉も言われる。だけど、それはあくまでもいじり側との信頼関係があって成り立つものなのだ。僕は当時、それを理解できていなかった。

 

 僕は勉強も運動もできなかったから、冗談まじりでよく馬鹿にされた。みんな優しかったから本当に馬鹿にする人はいなかったが(たぶん)。

 

 しかし、当時、僕は猜疑心を抱えながら、クラスメートと仲良くしていたことは間違いない。人に嫌われたくない、という気持ちだけが僕をいじられキャラにさせた。

 

 嫌われたくない、だけど、素直に接するのはどう接すればいいのだろうか、そんな焦りと悩みが混沌としていた。

 

 今日、飲み会でも相変わらずのいじられキャラを発揮した。だが、そこには猜疑心も嫌われたくないという気持ちも何もない。ただ人を楽しくさせたいという素直な気持ちでその時間を過ごした。そうか、ピエロとはそういうことなのか、とちょっと自意識過剰になったりして。

 

 僕のいじられキャラで楽しんでくれた人も、逆にうるさいと思った人もいるかもしれないけど、僕は楽しい時間を過ごせた。そう、自分が楽しめば、自分が笑えば、周りもきっと楽しんでくれるだろうし、笑ってくれる。そんなことを思いながら、高校時代と変わらない、だけど、あの頃よりも自然にクラスメートに接することができたのではと思う。

 

 クラスメートはそれぞれの人生で、苦しい日々を送っている。何人かの人からそのような話を聞いた。今日のクラス会まで、こんなことがあったんだよ、と。

 

 僕も一時期眠れなくなるくらい辛い日々もあったけど、こうして昔の友人と会って、過去の辛いことをお互い笑って話せるようになっている。きっとこれからもこのようなことが続くんだと思う。だからこそ、また早いうちに会って、笑う時間を共にしたいな、と。

 

 そのためにはこれからうんと苦労して、また元気なうちに会えたらいいと思う。