たとえば

心の赴くままに描くエッセイブログ。

故郷の友人へ

 普段、故郷の夢を見ることがある。それほど帰りたがっているのだろうか。心の何処かが都会暮らしの疲れを癒やせと言っているのだろうか。

 

 僕は夏が過ぎ去りつつある9月に、夏季休暇を取り帰省することにした。今年の5月以来である。暫くゆっくり休んでいないから、身体も心の疲れ切っており、実家に着いた途端、あっという間に眠ってしまった。

 

 そして故郷で、僕は旧友と盃を交わした。中学時代の友人4人だ。故郷に帰ったら、絶対こいつらと会う時間を作る。それが僕にとって帰省する楽しみだ。この友人達は、色々な友人の中から、自らこの4人を選んで誘い、昨年ぐらいから定期的に盃を交わし合うようにあった。だから僕はこいつらを大切にするし、ずっとずっとこんな仲でありたいと思うよ。

 

 酒を飲み、僕は笑うことを忘れかけていた。酒を飲みながらでも現実は心を締め付ける。それが僕に酒を大量に飲ませた。

 

 友人も仕事、恋愛、人生の苦労を話す。僕は自分の心を遮って、友人の話に耳を傾けながら、自分の人生をなぞるようにして共感した。みーんな同じように苦労しているんだ、と。

 

 僕は成人になった。それまでに故郷の友人、家族、先生には支えてもらったし、故郷は僕の原点である。いつか、故郷へ恩返しをしたい。どのような形で恩返しするかは今、考え中だ。

 

 さて、友人達は楽しんでくれただろうか。結構高い頻度で故郷に帰省しているけど、みんなと会えるうちに会っておきたい。人生何が起こるかわからない。長生きできるとも一切思っていない。

 

 故郷の友人達がいつまでも幸せでいてほしいと思う。何かあったら絶対に相談に乗る。

 

 それが今まで僕を支えてくれた友人へ恩返しだ。

 

 とにかく元気で。また近いうちに会おう…。